ECS
作成日時:2025-11-03
更新日時:2025-11-03
ECS関連のメモ。
EC2とFargate
EC2
- 仮想サーバ
- カスタマイズ性、コスト効率はいいが運用負荷が高い
- セキュリティパッチの適用などはユーザーの責任
- スケーリングが遅い
Fargate
- サーバレス
- 運用負荷は低いがコスト効率が低い
- コールドスタート
- 従量課金。アイドル中は無料
- スケーリングが早い
- 固定IPの設定、SSHはEC2と比べてやや手間がかかる
どう切り分けるか
AP
運用コストを下げたければFargate。
24時間動かしたり、古いシステムはEC2。
バッチ
Lambdaで動かしたくない(または動かせない。同時実行数や15分超えなど)バッチはFargate。
k8sかEventBridgeなどで動かす。
節約するならば、APのリソースを使ってバッチを動かせばいい。
Amazon ECS マネージドインスタンス
2025年9月発表の第3選択肢。
Fargateの運用性とEC2の柔軟性を合わせた感じ。
- 運用性: AWSがEC2インスタンスの管理をしてくれる。(セキュリティパッチとか)
- 柔軟性: 既存のEC2でできたことがそのままできる。(FargateでできなくてEC2ではできたもの)
- SSHアクセスや固定IPなど
- どっちもFargateでも可能と言えば可能だが
- 前者はAWS Execやサイドカーコンテナー経由で
- 後者はLBなど
- SSHアクセスや固定IPなど
EC2の料金に管理料金がプラスされる。
プラスの管理料金が気にならないならば、これを選択すべきかもしれない。