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RAKISTARフレームワーク

作成日時:2024-12-22
更新日時:2024-12-22

概要

開発プロジェクトにおける自分の思想を整理して、名前をつけてみた。

用語

認知心理学関連の用語の個人的な解釈。

RAKISTAR(ラキスタ)フレームワーク

RAKISTARフレームワークとは、
ソフトウェア開発プロジェクトにおける、認知負荷を低減するためのフレームワークである。

下記の観点からなる。

Remove Ambiguity(曖昧性の排除)

「曖昧さ」は認知負荷を発生させる。
だから排除する努力をしなければならない。

例えば、下記のプラクティスを行う。

Keep It Simple(簡潔さの維持)

「複雑さ」は認知負荷を発生させる。
プロジェクトにおける万物が簡潔であれば、認知負荷は発生しない。

例えば、下記のプラクティスを行う。

Teach And Record(知識共有と文書化)

「未知」は認知負荷を発生させる。
プロジェクトにおける知識を共有/文書化することにより、
「未知」から発生する認知負荷を低減する。

例えば、下記のプラクティスを行う。

認知負荷に対する個人的な考え

認知負荷そのものは悪ではない。
人間が学習するときや、複雑な問題を解決する際にも認知負荷は発生する。
このような認知負荷は善であると考える。

重要なのは、「無駄な認知負荷」を無くすことである。
ただでさえ「プロジェクト」というものは、「有期性と独自性を持つ業務」という性質の為、認知負荷に塗れている。
そこに「無駄な認知負荷」を追加した場合、プロジェクトは上手くいかなくなる。

脳のリソースは「プロジェクトの実現したい内容そのもの」に100%使用されるべきである。
汚いコードや曖昧な作業指示の理解に割かれるべきではない。

参考文献

余談

某4コマ漫画と同じタイトルだね。
3センチも曖昧を許容してはならない。