ドキュメントライティング 6 文書作成のルール
作成日時:2025-08-11
更新日時:2025-08-13
文書作成におけるルールを数例記載する。
4 コーディング原則を使うと重複するものは除外した。
6.1 「何故」を書く
文書には「何故」を書く。
何をするかしか書いていない要件定義書。
どうするかしか書いていない設計書。
何をしているか、何をするかは現場を見れば分かるが、
「何故そうしたか」はその時点でどこかに残さなければ、高確率で情報がロストする。
いつまでも同じ人間がプロジェクトに居続けるわけでは無いし、人間は忘れる生き物である。
提案系の書類に「何故」を書く。
それは提案の根拠や、説得力となるから。
設計書に「何故」を書く。
それは設計の理解を促すから。
それは設計の変更容易性をもたらすから。
それはTDD(テスト駆動開発)のように、変更する勇気をもたらすから。
ADR(Architecture Decision Record)を書く。
それはシステムにおける思想を知る良い資料になるから。
それは変更容易性をもたらすから。
adr-toolsというのがあるらしい
6.2 感情は排除する
主観的な表現に過ぎないため。
ここにおける感情とは、形容詞や副詞、感嘆符、疑問符、その他感想文である。
汚い言葉も使わない。(驚き最小の原則、バイアス)
数字を使用して具体的に記述する。
6.3 指示語は使わない
「これ」「それ」「あれ」「どれ」と記述しても、読み手が同じものを頭に浮かべるとは限らない。
曖昧さを生み出すので極力使わない。
6.4 助詞を適切に使う
例えば、以下のような文章は読みづらい。
A「今日の進捗を教えて」
B「今日は進捗を先程のチケットで試験の確認と終わりましたから、別に案件がチケットは今日が定時までには終わる予定。」
- 助詞は適切に使う。
- 同じ助詞は連続で使わない。
- 一文を小さくすれば発生しない。
- 文を分割するか箇条書きにすれば、余計な助詞は消せる。
- 接続助詞は控える。文章が長くなるから。
- 文を分割して、次の文を接続詞で始める。
- 格助詞10個(へ・や・の・と・から・を・に・が・で・より)
- 「部屋の戸から鬼が出より」で覚える。
6.5 主語と目的語を省略しない
文章の意図が曖昧になる。
「来週デプロイする」「さっき修正した」
誰が何をするのか。いつ何を直したのか。
読み手と書き手が頭に浮かべたものが同一であると保証できない。
6.6 主語と述語は近づける
6.7 主語と述語のねじれ
6.8 曖昧な表現はしてはならない
形容詞と感想を排除し、数字を使って具体的に表現する。
言い切りや断定を使う。
ただし、その前後には根拠が必須となる。
6.9 「こと」「もの」は排除する
冗長なため。
- することができる→できる
- されることがない→されない
6.10 体言止めは使わない
6.11 図を使用する
伝えるためならば手段は選ばない。
図を使用したほうが明確に意図を伝えらえるならば、それを使用する。
6.12 音読した時に読みづらい、または違和感が無いように
6.13 文章の書きっぷりは揃える
6.14 Whyを発生させない
読み手に疑問を発生させてはいけない。
疑問の回答はすべて文書中に存在していること。
見出しやトピック・センテンスは問題提起をさせる役割を持つので、
それにより疑問が発生するのは問題ない。
ただし、本文やサブ・センテンスでその疑問に対する回答や、主張の根拠が提示されていなければならない。
6.15 未編集
- テキストコミュニケーションで欠落する情報
- 接続詞はパラグラフの先頭
- グループが違うから
- とことん削る
- コンテキストウィンドウを圧迫しない
- タイトルは抽象で本文は具体
- タイトルは読んだだけでは疑問を感じるもの
- 意味不明な文章という意味ではない
- 意図は把握できるが疑問提起できる内容
- 本文でその疑問に答える
- その文書で発生している疑問には必ず答えること
- MECE(メシー)
- ピラミッド原則はwhyの連続
- タイトルは読んだだけでは疑問を感じるもの
- 主格と目的格の明示
- 省略しない
- 具体性
- 数値
- 比喩
- 否定分より肯定文
- 二重否定を防ぐ
- 「は」の万能性
- 能動態で書く
- なるべく複文ではなく単文
- 主述がねじれる
- 読点増える
- 主題を選定して強調する
- 「千田はコードを書いた」
- 「コードは千田が書いた」
- 注目しているものが異なる
- 音読した時に違和感のない文章