VS CodeでC#の開発をする
作成日時:2024-11-30
更新日時:2024-11-30
「Visual Studio Community 2022」がライセンス的に使えない場合。
1. SDKをインストールする
.NET のダウンロード (Linux、macOS、Windows)
「dotnet —version」でバージョンが出てきたらよし。
基本的にこのCLIを使用して開発する。
コマンド詳細は下記。
dotnet コマンド - .NET CLI | Microsoft Learn
2. VS Codeに拡張機能を入れる
「C#」は必ず入れる。
「C#」は文字通り、C#を扱うための拡張機能。これを入れる。
.editorconfig
「.editorconfig」もサポートしている。
ルートに「.editorconfig」を置けば、基本動く。保存時にフォーマットしてくれる。
動かないならば、設定で「Dotnet > Server: User Omnisharp」をONにすること。
※「C# Dev Kit」と競合するらしいので、「C# Dev Kit」を使っているならOFFにする。
※何故か「.editorconfig」の内容を即時反映しない。編集したら再起動が必要。
他にもあるので任意。
VSCodeでC#開発をする方法
補足
「C# Dev Kit」は、VS communityと同じようなライセンス。
大きい組織では有償となる。
(VS Codeで拡張機能を検索し、画面右側のライセンスをクリックすれば、遷移先にその旨が書いてある。)
「.NET Install Tool」はその名の通り、.NRTのSDK周りをいい感じにしてくれるツール。
「C#」が依存しているので、「C#」をインストールすれば勝手に入る。
3. アプリケーション作成 + 起動
プロジェクト作成
dotnet new console
起動
dotnet run
ビルド
dotnet build (-C Release)
- Models: データモデル(クラス)
- ViewModels: ビューモデル(MVVMパターンで使用)
- Services: ビジネスロジック
- Views: ビュー(WPFなど)
- Utilities: 共通ユーティリティクラス
- Tests: 単体テスト
4. デバッガ(初回)
- デバッグしたいC#のコードを表示した状態で、F5を押す。
- デバッガーの選択にて「.NET 5 + .NET Core」と出るので、それを押下。
- 何事も無ければ、「${workspaceFolder}/.vscode」や「${workspaceFolder}/bin」にデバッグ設定などが、生成される。
- .vscode内部の「launch.json」と「tasks.json」と弄ればいろいろできる。
エラーが発生した場合、ワークスペースのディレクトリ構造が、よろしくない可能性がある。
対象プロジェクトフォルダをルートディレクトリにすれば、動く可能性がある。
もしくは、.vscode内のファイルを修正。
第3回 Visual Studio CodeでC#コードをデバッグするための構成ファイル設定の基本:特集:Visual Studio Codeデバッグ入門(1/3 ページ) - @IT
1ワークスペースに複数のプロジェクトを配置し、それぞれデバッガを動かしたい場合
下記のディレクトリ構造があるとする。
root
├─test1
└─test2
- test1をワークスペースに追加
- デバッガを動かす
- test2をワークスペースに追加
- 2の時にできた「.vscode」フォルダをコピペして、中身を編集する。
test1とtest2をワークスペースへ同時に追加してからデバッガを動かすと、
「.vscode」フォルダの生成に失敗する可能性がある。
rootそのものをワークスペースに追加すると、root直下に「.vscode」フォルダを作ったり、
上手くいかなかったりする。
その他
FormのGUI
(無料だと)無さそう。