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【WIP】思想

作成日時:2024-12-29
更新日時:2024-12-29

要約

1. 偏屈的自己中心的功利主義

前提として「人間は自分を含め平等に価値が無い」。
自身のこれまでの人生や経験による定義。
全てに価値が無いならば、自己の幸福のみを追求する。

自己中心的であり、自身の行動が真に自身の利益に繋がるかを常に検証しながら行動する。

※“自己中心”と書くと、あたかも他者の事は考慮しないように捉えられそうだが、
この思想では、「自己中心的に」他者の事を考える。

~関連用語~

2. 偏屈的自己中心的功利主義の実践

2-1. 自身の行動/価値の判断基準:プラグマティズム

自己の幸福の為、価値のある行動をする。
では価値(真理)とは?価値の判断基準は?その正当性は?
本当にその行動は自身の価値に繋がるのか?

プラグマティックに考える。
価値は経験や属する社会の合意により形成される。

正当性はその社会で実践的に機能しているかによって判断される。(≒公共の福祉、最大多数の最大幸福)
社会の合意によって形成された価値を追求することは、その社会に属している自身の価値へと繋がる。

愚直に「自己中心的に」考えるならば、他者の利益など何も考えず行動する。
だが、それは自身の利益に本当に繋がるのか。
他者との間に不要な諍いを発生させ、自身の利益を損なうことに繋がる可能性もある。
逆に、他者に利益をもたらした場合、それがまわりまわって自身の利益に繋がる可能性もある。

自己の利益のため(自己中心的)に、他者の利益も追求する。
「他者への奉仕」という精神は無い。全ては自分の為である。
⇒規則功利主義

個人がプラグマティズムの観点で、現時点における真理を作り上げるためにはどうすればよいか。
常に周囲の最新情報を取得し、常に考えることで真理をテーラリングしていく必要がある。

~関連用語~

2-2. 自身の行動/価値の判断基準:共感性の形成

他者の利益が自身の利益に繋がるかを検証する上で、共感性は必須である。
しかし、基本的に人間が嫌いだし、人間を避けて生きてきたので、共感性は著しく欠如している。
この性格なので、これから共感性を身に付けることは困難である。

心理学を学ぶことにより、見せかけの共感性を育む。
これにより、価値の判断精度を上げる。

2-3. 自身の利益の損失低減:防衛的悲観主義

全ては最悪である。
絶対に負の事象が発生する。
自分の為すことは、全て絶対にうまく行かない。

故に、そういった悪い結果を避けるために、徹底した準備をしなければならない
これ即ち、自身からリスクを取り払う事に繋がる。
⇒ストア派

2-4. プラグマティズムと防衛的悲観主義

防衛的悲観主義だけではプラスの価値は生まれない。
マイナスをゼロにするだけである。
プラグマティズムによる価値の追求と防衛的悲観主義によるリスクの低減を行う。

参考文献

個人のまとめ

幸福とは

価値の追求が、幸福に紐づく(判断基準はプラグマティズム)。
そのため、下記の主義に則って行動する。

これらの主義の実践には「想像力」が必須である。
「想像力」が無ければ、実践はできない。

故に「不幸」とは「想像力の欠如」である。(1)
対偶として「想像力の充実は幸福である(可能性がある)」。

では、自身が幸福であるかを判定できるか。
否、判定できない。想像力の充実を証明できないため。

「想像力が充実している」という認識そのものが、
想像力が欠如していることの証明では無いか。

故に想像力(ひいては価値観)は養い続けなければならない。
つまり知識を吸収し、常に考え続ける。
どうあるべきかを考え続ける。

「思考すること」が幸福追求の手法であり、それこそが幸福である。(2)

(1)
想像力の欠如により、上記の三主義が行われなかったらどうなるか?
無価値な行動、独善的行動、不利益を回避できない。
それは「不幸」である。

(2)
自身が改善のただなかに置かれているという点において幸福である。

※功利主義⇒共感性に関わるよね

価値の共有

実用主義:価値(真理)は社会における合意で形成される。
功利主義:最大多数(社会)の最大幸福

価値は社会の合意により形成される。
⇒じゃあその合意はどうやって認識すればいいの
⇒想像するか、共有されるか